2月8日
不思議な話 第3回 溺れたときの助けの呼び方
高校に入ってまず教えられたのが、溺れたときの助けの呼び方だった。というのも高校のプールは水球用のため、深さが2メートル以上あったからだ。入学式が終わると、学校生活の注意点みたいなことを先輩が簡単に説明するのだが、その時に、万が一のために溺れた時の助けの呼び方を教えてくれた。
ちなみに、どうやって助けを呼ぶかと言うと、溺れたときは抵抗せずとりあえず底まで沈む。そして、思い切り底を蹴り、水面に浮き上がり大きな声で「助けてー!」と叫ぶのだ。
体育のプールの授業も、最初は助けの呼び方の練習から入った覚えがある。ブクブクと自分で沈んで、底を蹴って「助けて」と叫ぶのだ。あんまり、カッコいいものではなかった。
けれど今から考えると、「足をつったときはプールの底を蹴れないのに」、という素朴な疑問があるのだが……
そういうときは、どうやって助けを呼ぶのだろう?