編集プロダクションぷらすマイナス BROADCAST
 
ホーム 店物語り 今日のコラム 京都の夜景 京のアスリート メールマガジン登録 組織概要 LINK メール

 



 
 

月07日
ハウスメーカーの泣き言 その8 

ハウスメーカーで設計していると、「自分で家を建てられるんですね?」とよく聞かれます。しかし、その時私達は戸惑ってしまいます。
なぜかというと、ハウスメーカーの設計というのは、「ファミレスの料理と同じ」だからです。

ファミリーレストランの料理というのは、本部から送られてきた食材に、加熱などの簡単な調理をして出せるようになっているといいます。決してフランス料理などのように、食材から自分で手配して、それを一つずつ切ったり焼いたり煮たりと手を加えて、盛りつけをするということはないです。

ハウスメーカーの設計もこれと同じです。大手メーカーは、大規模な研究所を持ち。そこで、家の設計や仕様の開発をすべてやっています。使用する部品や、工法をマニュアル化して、営業所の設計士が手間かかけずに設計できるようにしています。家の強さもそのマニュアルの指示通りすれば、構造計算をしなくても阪神大震災並の地震には耐えられるようになっています。ファミレスでいえば、加熱して皿に移すだけの手間で、味も衛生面もクリアできるようになっているのと同じです。

ですので、「自分で家を建てられるんですね?」と聞かれると困ってしまいます。つまり、自分のメーカーの工法でなら設計はできるのですが、実際の一般建築では難しいでしょう。できないことはないですが、かなり時間や手間がかかります。

しかし、最近は研究所の仕様だけでは、お客さんのニーズに応えられなくなってきました。不景気のため、競合が激化したためでもあります。
確かに、ハウスメーカーの設計は「ファミレスの料理と同じ」なのですが、フランス料理並の特殊な設計も必要とされてきています。
私が会社を辞めるときには、「本当にこれは俺たちの会社の住宅か?」と絶句してしまうような、プランが多くありました。
そういう邸は大変です。毎日、午前様で設計しないと追いつきません。これが続くと間違いなく体を壊します。しかし、その反面やり甲斐もあります。正直、普段の設計はルーティンワークに近く、面白みがありません。特殊なプランを毎日夜遅くまで設計し、お客さんに喜んでもらった時の充実感はたまらないものがあります。

 

ホーム 店物語り 今日のコラム 京都の夜景 京のアスリート メールマガジン登録 組織概要 LINK メール
(C) 編集プロダクションぷらすマイナス All right Reserved





[PR]当たる!無料占いで仕事鑑定:大人気!無料占い『スピリチュアルの館』